「ブランディング」の本当の意味!
前回は
「ビジネスモデル」と「マーケティング」の
関係についてお話ししました。
今日は、最近よく耳にする
「ブランディング」に関して、お話ししたいと思います。
「インスタ映え」という言葉を耳にするように、
セレブ・リア充・イケてる感じに、自撮りをする・・・。
という事に、躍起になっている人って居ますよね?
単に「自分大好き」な人もいますが、
経営者やフリーランスの人に聞くと、
「ブランディングの一環としてやっている」
という、回答をする人が結構います。
この「ブランディング」ってやつですが、
果たしてそれって、自分(自社)にとって
適切なブランドイメージの向上に
繋がっているのでしょうか?
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「ブランディング」 = 「高級感を出す事」
と思っている人が、大半な気がしてなりません。
最近増えている、
ブランディングコンサルタント
という人達ですら、
経営者が、
「セレブ感」を出し「成功している風」に演出する事が、
ブランディングだと勘違いしていたりします。
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「ブランディング」とは、
○○に関しては、同業他社に比べて、
圧倒的に優れている会社(サービス)であると、
お客様の認知を拡大させる活動。
ではないでしょうか?
端的に言うと、
ターゲット顧客層に対して
「最適・最良なパートナー」だと
認識してもらう事がブランディングと言えます。
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例えば、
富裕層に高級車や別荘を売る営業マンが
・身なりがみすぼらしい。
・乗っている車が軽自動車。
(軽自動車が悪いという訳ではなくTPOの問題)
という感じの人だと(仮に提案内容は適切でも)
・この営業マンに、上質な物がわかるのかな?
・相手に合わせたTPOってあるでしょ・・・
と、信頼してもらえない場合が、往々にしてあります。
こういった場合は、
・上質なサービスを受けている所
・話題のスポットでの写真
・こだわりの商品の体験談
等を、自己投資という意味も含めて体験している事を
SNSにアップするのは、プラスになるでしょう。
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逆に、
・学生バイトを中心に、人件費を極力削減。
・仕入れ先には、厳しい値下げ圧力。
・サラリーマンが顧客層の「激安居酒屋」を経営
という人物が、
高級車に乗って、
高級なレストランで食事してます・・・的な投稿は、
学生バイトから
「安い時給でコキつかってブラック企業だ」
仕入れ先からは
「業者を泣かせて、ぼろ儲けしやがって」
お店の顧客層からは
「社長さんは、自分の店より、高級店が好きなんだ」
など、余計なヤッカミを受ける可能性がありますよね。
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一言でいうとブランディングとは
弊社はターゲットとするお客様の
「仲間」・「味方」・「協力者」である。
という事を、顧客意識に刷り込む事だと思います。
人は、自分に近しい人間を好む傾向にありますし、
共感してくれる人には、信頼感を覚えます。
営業職であれば、
お客さまより、一歩後を行く位が良いし、
先生的な職業であれば、逆に、
クライアントより、一歩先を行っていて、
目標にされる位のポジショニングが良い。
(手の届かない憧れではなく、手が届く目標)
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そんな、事を意識しながら、
ブランディングを考えてみては如何でしょうか?
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