【商売のネタ帳.019】「仕事は忙しい人に頼め」ってホントその2?
昨日に引き続き、
『仕事は忙しい人に頼め!』は
正しいのかを考えてみたいと思います。
私も、以下の二つの場合、忙しい人に仕事を頼んでいます。
1.外注先にお願いをする場合。
2.切羽詰まっていて、納期がギリギリの場合、
忙しい社員に頼み、仕事の優先順位も調整し対応してもらいます。
外注先に頼む場合は、
開いても、自分のビジネスをしている訳ですから、
仕事のスピードや質を鑑みて、費用対効果が高い人に依頼するのは、
当然のことだと思います。
多分、2番の「切羽詰まった時は、忙しい人(デキる人)に頼む」
その方が、結果的に早く良い成果物が出てくるから、
「仕事は忙しい人に頼め」と言われるのだと思います。
本来これは奥の手のはずなんですが、
デキる人に頼むと、こちらの手間はかからず、良い成果が生まれるので、
マネージメントは、そういった優秀な人に頼りがち・・・。
これでは、全体的なパフォーマンスや組織力は上がりませんよね。
超緊急な案件は別として、
極力、成長させたいスタッフに、様々な仕事を任せる。
失敗したり、手直しする時間も含めてマネージメントする。
本当はイッパイイッパイでも、そんな余裕をもって人材育成していくと、
時間はかかりますが、選手層の厚い組織が生まれるのではないかと思います。
我が国の総理大臣も
「子育て女性」(デキる人)にもっと鞭を打つのではなく、
「ニート・引きこもり」(デキない人・やらない人)を戦力化する。
やらない人が、やらざるを得ない環境を作る施策を考えた方が良いと思います。
わが社で一番デキない人は・・・私でした(T_T)
まずは、自分が何事にも積極的にチャレンジしていきます!!