【ガンダム名言 №045 : 我々は一人の英雄を失った、しかしこれは敗北を意味するのか?否】

【ガンダム名言 №045】
我々は一人の英雄を失った、しかしこれは敗北を意味するのか?
否、始まりなのだ!

地球連邦に比べ我がジオンの国力は30分の1以下である。
にもかかわらず、今日まで戦い抜いてこられたのはなぜか?

諸君、我がジオン公国の戦争目的が正しいからだ!!

国民よ立て、悲しみを怒りに変えて、立てよ国民!!
ジオンは諸君らの力を欲しているのだ、ジークジオン!!   (ギレン・ザビ)
(機動戦士ガンダム 第12話『ジオンの脅威』より)

【名言から学ぶ】
昨日のランバ・ラルの名言に続いて、ギレンザビの名言中の名言が出ました。
弟であり部下でもある、ガルマの葬儀の追悼演説です。

 

 「我々は一人の英雄を失った」    (ショッキングな事実)
   ↓  ↓  ↓
 「これは敗北を意味するのか?」   (最悪の解釈)
   ↓  ↓  ↓
 「否、始まりなのだ!」       (その解釈の否定と、新解釈の提案)
   ↓  ↓  ↓
 「我が軍の国力は30分の1以下」  (ネガティブな情報)
   ↓  ↓  ↓
 「戦い抜いてこられたのはなぜ?」  (ポジティブな情報)
   ↓  ↓  ↓
 「我が軍の戦争目的が正しい」    (新解釈が成り立つ根拠の提示)
   ↓  ↓  ↓
 「立てよ国民、悲しみを怒りに変えて」(モチベーションを鼓舞する)
   ↓  ↓  ↓
 「ジオンは諸君らの力を欲している」 (具体的な行動を促す)

 

内容は、国民の戦意高揚であり、プロパガンダですので、
危険な思想ではありますが、

 

こういった論法で、
ネガティブな出来事を、ポジティブな要因と結びつけて、
モチベーションが上がるような解釈を提示し、
具体的な行動を促すのも、リーダーの資質ですよね!
                   (まんぼぅ。)