013.稼げる人間になる方法②『お金持ち=与える人(貢献)』その2

前回の続きです・・・

どうやったらお金を稼ぎ続けられるのか?
お金持ちであり続ける人のパターンその2です。

一言でいうと、
『商売センスのある人』
『長期的に良好な人間関係を築ける人』ではないでしょうか?

 

例えば、同じサービスを提供するのであれば、
・原価を500円掛けて、1000円で売る人。
・原価を800円掛けて、1000円で売る人。

お客さんは同じ1000円を払っていても、
より原価を掛けたサービス(800円)
の方が満足度が高いと考えられますよね?

なので、お客様に提供する商品に、
よりお金をかけた方が、
お客様の評価は上がりやすい。

どれだけ上前をはねるか考えるんじゃなくて、
お客様に喜んでもらうことを考えると、
材料・手法などにこだわるので、
利益が薄くなり薄利多売になりますね。

その結果、忙しいけど儲からなくなる事もあります。

ここが悩ましい所でもあり、
“商売人のセンスの見せ所”です。

例えばさっきの話だと、
・原価を500円掛け、1000円で売る人。
・原価を800円掛け、1000円で売る人。
・原価800円+αの付加価値を付け、1000円以上で売る人。
例えばスーパーで88円前後で売られている缶コーラを、
飲食店で缶のまま出されて、
「300円です」って言われたら、
「もう少し、提供の仕方ってあるでしょ(怒)」と思う訳です。

それを業務用製氷機でつくった氷がグラスに入っていて、
炭酸が抜けないように細心の注意を払って注いでくれて、
ちょっとレモンかなんかが添えてあったら、
300円どころか500円でも満足できたりしませんか?

その工程は、
実際に人件費としては、
100円も使っていないと思うけど、
提供する商品の質を高めたり、
ビジュアル的な印象を高める為に、
ひと手間かける・・・

そうする事によって、
お客様の満足度を上げるという所は
“商売の肝”の1つではないでしょうか?

そういう事を常に考えていく事で、
ビジネスセンスが磨かれて行くのだと思います。

常に目の前の人に、
“何を提供したら喜んでもらえるかな?”
“何で困っているんだろう?”
“どうゆう役に立てるんだろう?”

と思っていないと、
色々な付加価値を高めるアイデアは出てこないんです。

目の前の人を見て、
“こいつはブランド物の服を着ているから金持ってそうだな”
“いい鞄、いい靴、いい時計だなぁ。いくらせしめてやろう”

という考えでは、
「貢献しよう!」という発想にはならないですよね?
お客様に自分はいったい何を与えられるんだろう?

某ハンバーガーショップの“スマイル0円”というのと一緒で、
同じ注文を受けるのでも、
「はい、次の人ぉ~」と不機嫌にやるのと、
「いらっしゃいませ!ご注文は何になさいますか?」とニコっとするのとでは、
与える印象・価値は違うわけです。

でも、注文を取るとい行為は一緒で、
そこに掛かっるコストは実際は変わらない。

更に言うと、
感じの悪い対応をしていると、
店員もだんだん心が荒んでくるから、
一日仕事が終わった時にドンヨリしてしまう・・・。

ニコニコと接客をして、
お客さんからも「ありがとう」と言われると、
忙しくても「今日も一日いい仕事したな」と自己肯定感が増し
ニコっとして職場を後にできるという体験が蓄積していく

上記の2つでは、
お店の評判はもちろん、
店員さんの人生にも違いが出てくる訳です。
すると長期的にみても、

「与えよう!」
と思っている方が、
お金だけでなく色々な面でも多くのものを得られて、
よりHAPPYになる!!

という事で、
まず自分が「何を与えられるか?」
ということを考えていきませんか?

ちなみに私は、
「まず身近な人に貢献しよう!」ということで、
最近、妻にお弁当を作っています。

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