005.稼ぎたいのに稼げない本当の理由③ 『お金持ち=傲慢な人が多い』というイメージ

あなたにピッタリのビジネスモデルを提供する
ビジネスモデルデザイナーの山下まんぼぅ。です!!

前回は『お金=搾取する人』という刷り込みについて書きました。

搾取する人って・・・
封建時代の領主か、
産業革命時代の資本家かよ・・・て感じですが、
最近はブラック企業などが話題になっていますし、
後ろ指を指されないように、襟を正していきたいですね。

今日は、

『お金持ち=傲慢な人が多い』という
イメージについて考えてみましょう。

『富裕層向けサービスは、顧客の要求が厳しい』
という話を聞いたことはありませんすか?

確かに、お金持ちの人達は、
高級な飲食店で会食をしたり、
ブランド品など高級品を身に付けたり、
オーダーメイドスーツを着こなしていたりと、

上質なサービスを受ける機会が、
チョイチョイあるのも事実だと思います。

では、本当に富裕層は、
サービス提供者に対する要求が厳しいのでしょうか?
お金持ちだからと言って偉そうなのでしょうか?

富裕層の多くは、
不動産などによる収入だけではなく、
自分でもビジネスをしています。

仮に、親祖先の残してくれた
不動産の賃貸収入だけで暮らしているとしても、
その不動産に入居し、お金を払ってくれるのは一般の人達です。

自分で入居者の募集や不動産の管理をするのではなく、
街の不動産屋さんに、管理を委託しているとしても、
不動産屋さんとは、良好な関係を築いておかなければなりません。

例えば、相場よりやたら高く貸し出そうとしたり、
入居者のチョットした行動に、いちいち目くじらを立てたり、
不動産屋さんの業務に口出しをしていると、

「この大家は面倒臭いし、住民とも揉めるから
 この人の物件を紹介するのは極力避けよう・・・」

となるのがオチですよね。

そんなスタンスでは、仮に先祖から資産を引き継いでも、
没落していくのも時間の問題です。

また、ビジネスで成功し、
ある意味、成り上がった人が、傲慢になるとどうなるでしょう。

周りから、良い人がドンドン離れて行って、
お金目当ての人が集まるようになります。

お金目当ての人は、お金持ちに嫌われたくないので、
“イエスマン”ばかりで、周りが固められていきます。

社会は常に変化していますので、
色々な意見や、モノの見方・考え方の人と付き合うのが、
長期的にビジネスで成功し続けるのには大切です。

でも、イエスマンばかり周りに集めた、
傲慢なお金持ちは、ビジネスの潮目を読めなくなり、
そう遠くない未来、没落していきます。

そして、没落を始めると、
サ~ッと波が引いたように、
周りの撮り巻きも引いて行きます。

“金の切れ目が縁の切れ目”ってやつです。

きっと、こういった2つのパターンのお金持ち

 1.親祖先の資産を守るために、偏屈になる人
 2.一時の成功に胡坐をかいて、傲慢になる人

これらの人達は、確かに『傲慢なお金持ち』ですが、

実際には、

 ・親祖先の築いてくれた資産を、不動産屋さんが適切に管理してくれたり、
  周りの人が使用してくれるから、生活が出来る。

 ・多くの人の応援で商売を軌道に載せる事が出来たし、
  益々、多くの人の役に立つように商売も発展させよう。

と、周りへの感謝と関係性を大切にする人たちが多く、
そういう人達は、長期的に成功し続けています。

しかしながら、そういう人達の方が、
実はサービスに対する目が厳しいのも事実、

高級レストランのサービスから、
ファミリーレストランのサービスまで体験している彼らは、

金額に見合ったサービスのバランスというのを、
肌感覚で知っていますので、
チョットした手抜きや妥協が見透かされてしまうのです。

そういった意味では、富裕層は大変厳しい人達ですが、
コンビニや居酒屋、ファミレスなどで、
店員を怒鳴り散らしたり、過剰サービスを求めるのは、
そこそこ稼ぎはある中間管理職のサラリーマン等が多いようです。

会社では、上司と部下の間に挟まれ、
家庭では、妻に軽くあしらわれているのでしょうか・・・(苦笑)

まずは、自分は、
厳しい目を持ちつつも、愛情深く、
提供されたサービスに感謝の出来る
“お・金・持・ち”
になるように、心掛けましょう!!

私もストレスを、立場の弱い人にぶつけたり、
お店で横暴にならないように気を付けます。

妻に軽くあしらわれないように心掛けます・・・(>_<)