009.『お金に関するプログラムを書き換える』その2
あなたにピッタリのビジネスモデルを提供する
ビジネスモデルデザイナーの山下まんぼぅ。です!!
前回は
『お金に関するプログラムを書き換える_その1』
・お金は汚い
・お金持ち=搾取する人
という2つの心理トラップについて書きました。
今回は、
『お金に関するプログラムを書き換える_その2』
・お金持ち=傲慢
・清貧は美徳
・自分には価値がない
という、残りのテーマについて考えてみましょう。
“お金持ち=傲慢”
お金持ちじゃなくても傲慢な人はいます。
人に対して愛情を持つかどうか。
スポーツで使う言葉ならリスペクトがあるかどうか。
たしかに、お金さえあれば、
傲慢な人でもある程度のサービスは受けられるのかもしれない。
しかし、キャビンアテンダント(CA)のような
サービスのプロフェッショナルでも、
「CAと言えども人間だから、一定のサービスはするけど、
傲慢な人にはそれ以上の気持ちの部分はなかなか入らない」
という話を聞いたことがあります。
いいサービスをしてもらおうって思ったら、
こちらも謙虚になって相手をリスペクトするのが一番良いんです。
ちなみに飛行機の話で言うと、
ビジネスクラスのお客が一番クレームが多いらしいです。
「俺はエコノミーじゃなくて、高い金払ってビジネスクラスに乗ってるんだぞ」という感覚。
一方、ファーストクラスのお客様は、
身のこなしもスマートで、
キャビンアテンダント以上に気遣いがある人も多い・・・なんてウワサもあります。
これはよく言われていることで、
本当のお金持ちは謙虚な人が多い。
小金持ちは
「自分の力で金を稼いだ」と思っている人が多いですが、
大金持ちは
「自分一人の力では、こんなに大金を手にする事は出来なかった」
「多くの人に支えられて、今日の自分がある、感謝!!」
という、基本マインドの違いから来るのではないでしょうか?
お金だって、
誰かの手から誰かの手に渡るとき、
気持ちのいい感じで「人:ありがとう!」
「お金:こちらこそありがとう。またご利用ください」
という中で移動する方が気持ちがいいですよね?
だから、そういう人(お金持ちマインドの人)にお金が集まる。
お金持ちは、
お金がない時(お金持ちになる前)からお金に感謝していた、
丁寧に扱っていた・・・という人が多いようです。
お金がある・ないに関わらず、リスペクトは持っていこう!
それが、お金に左右されない自分をつくることにもなる。
“清貧は美徳”については、
既にいっぱい語ったので、そちらをご覧ください。
一言だけ、
清貧は美徳な場合もあるけれど、
人に尽くしすぎて自分が疲弊してしまったら本末転倒なので、
ほどほどにしましょう(笑)
“自分には価値がない”については、
自分の価値を認めましょう!
自分そのものの価値が認められないなら、
自分の提供したサービスやスキル、自分の武器をまず認めて、
そこから「もしかしたら自分って人の役に立てるかもしれない」
「それなりに価値があるかもしれない」と、
自分に対して、定期的に再評価することをやっていくと、
自分自身への無価値感が少しずつ開放されていくかもしれません。
まずは、どうしたら稼げるかというよりも、
稼げない自分の足を引っ張っている
ネガティブ要素を1つ1つ癒していく。
そうして、
お金に対する自己プログラムを
書き換えていく事が、お金に振り回されず、
稼げる人間になるステップとして良いのではないかと思っています。
ちなみに、私は、5つあったマインドブロックの内
お金は汚いと昔は思っていました。
でも今は、
お金は人の汚い部分を明らかにするものだとは思うけど、
お金そのものは汚いとは思いません。
お金持ちは人に貢献する人が多いし、
謙虚な人が多いなあと実感しています。
『金持ち争わず』というのは本当ですね。
けれど私は、
『清貧は美徳』という価値観は、
現在、リプログラミングしている途中で、
それが適正な価格でお客さんに請求できるようになれば、
最後の「自分への無価値感」が癒されるのかなぁ・・・という感じです。
たぶん、1~4までが癒されてくれば、
自然と自分の価値を再評価できるようになっていくと思います。
なので、私は現在、7合目くらいです!
今、このブログを読んでいるあなたは何合目ですか?
ちなみに富士山は8合目に山小屋があるように、
険しい山を登るには休憩も必要です。
疲れたら途中で休んで、全然OKなんですよ!!
あまり無理して登ると遭難しちゃうから、
自分のペースで、疲れた時には、一休みするのも重要ですよ。